Homalomena humilis
赤も緑もどっちもあります。
赤の方が多かったり、そもそも密度自体が高かったりと川ごとに偏りがありました。
たとえば、Resunの滝は極端に緑が少ないです。
葉の淵や新芽の色、葉の形等個体差あり。
ビロードのきれいな新芽
緑葉。
赤軸、緑軸等こっちも個体差ありました。
緑、赤、個体の大きさにかかわらず一律 ¥3,000-
緑銀。
最近多くの緑銀が流通している中、それほど多く流通しているわけではないリンガ産の緑銀。
葉の淵の波の少ないリンガらしい個体が多いです。
赤軸緑軸どっちもありました。
今回のメインターゲット。無事見られて良かったです。
パッチで生えていることは稀で一株でポツリポツリと生えています。
そのため、葉の形等の個体差が見られます。
リンガ島におけるフミリス、本来生えていそうな場所に生えていないといった印象。
リンガ島自体が小さい島なのに標高の高い山が多く、海上で発生した水蒸気が山にぶつかって毎日島のどこかでスーコルが降ります。日本で言えば屋久島のような島。
また、島自体が小さく、川のキャパシティーも小さいので、川の周辺の増水による撹乱が激しいように思います。
そのため、川のそばの本来フミリスが生えやすい場所には繁殖力がフミリスよりも強いコドノボエア等や流水に適応したオオイア等が生えているのではないかと思います。
逆に、増水の影響を受けない場所や流出した土砂がたまりやすい場所では多くのフミリスを見ることが出来ました。
赤と緑の比率や銀が混じる比率が支流によって大きく異なります。増水の頻度や太陽の方向によってある程度の選択圧がかかっているのでしょうか?非常に興味深いです。
リンガ島らしい葉の淵の波の少ないシュッとした印象の株が多いですが、新芽の色や葉の細さ等の個体差があり、選んで頂けると面白いとおもいます。